クリップBook&Artのコンセプト
絵本とアートで遊ぶクリエイティブな空間
なぜ僕がこんなコンセプトを考えたのか?
一言で言ってしまうと
「4人の子供を育てる父親として、自分の子供達を絵本とアートで遊ばせたいから」と本当に一言で終わってしまいます。
では、なぜ絵本とアートで遊んでほしいと思ったのか?
父親として子供達に身につけて欲しいことであり、クリップで遊んだ子供達に身につけて欲しいこと、コンセプトの後ろにあるクリップのミッション
AI、少子高齢化の時代に生きる力を遊ぶことで身につける
現在以上に便利でありながら時代の変化が早く生きやすい人と生きにくい人とに分断されてしまうのではなかろうか?と常日頃から考えていった結果、自分子供達を含め子供達に「未来を生きる力を身につけて欲しい」と思うようになりました。
未来を生きる力ってなんでしょう?
僕は考えました。
「少なくとも勉強ではないな」と
学びや学習は大切ですが「勉めて強いる」勉強は少し違います。
学習と勉強の大きな違いは、興味や関心を持ち自主的、自発的に学んでいるのかなのかではないかと思います。
では何が子供達の生きる力となるのか?
考えていく上で僕は日本の将来について考えてみました。
経済の発展については未知数な部分もあり個人の考えにもなってくるので、ここでは重要視しません。
確実に言える事として2点考えました。
AIを始めとする技術発展の加速
少子高齢化社会への爆進
この中、日本経済が衰退したらどうなるか?
今までの日本の教育の中で普通を良しとしながら生きていたら日本経済衰退と同じような道を辿るのは目に見えています。
一人当たりGDPもどんどん下り。。。。
考えたくない未来ではありますが子供達は大変な生活になりそうです。
では、日本経済が持ちこたえたとしたら
僕自身の考えではあまり現実的ではないように思いますが、
よく言われるのは、AIを始めとする技術革新により労働人口が必要とされなくなり、むしろ少子高齢化社会をどこよりも早く迎える日本は少子高齢化時代のサービスを輸出すれば良い。というものではないでしょうか。
労働人口が必要とされなくなる、国際社会へのサービス輸出。
希望的なシナリオで日本が発展したとしても、今までの日本の教育の中で普通に生きていては大変なことになりそうです。
政府がなぜ教育改革を急いで進めているのかがよくわかります。
グローバル化が進む中外国人という言い方が適切かは置いておいて未来を生きる子供達は、
日本国内か海外かは問わず、外国人と仕事をする、または競争する。
AIを始めとする技術の発展で無くならない仕事または新しくできる仕事をする。
英語学習やプログラミング教室が流行っているのがよくわかります。
しかし、英語やプログラミングの習得が未来を生きる力になるのでしょうか?
この二つはとても重要なことであると思いますが、僕はこれが生きる力になるとは思いません。
英語を話せるだけの人は必要でしょうか?
優秀な外国人はいくらでもいますし、翻訳ソフトも進化しています。
プログラミングは?
プログラミングを始めITに関連する知識はとても重要になると思います。
しかし、プログラミングができるだけで生きる力にはならないと思います。
最近では誰でも簡単にECサイトやHPを作れるサービスができています。
英語もプログラミングもツールです。
これらを何に使うのか?これらを使って何を実現するのか?
自ら考えて実行する力こそが生きる力に繋がるのではないかと考えています。
この力は、時代が大きく変化していこうが重要な力になると思います。
自分の考えを表現したり実現できる力、「創造力」
感性、想像力、思考力、表現力、実行力、やり抜く力、根拠のない自信
僕は、これらを育むことこそが創造力に繋がると考えました。
そしてこれらは、教えるものではなく遊びの中で子供達が自ら育んでいくものだと考え、創造力を育める環境
絵本とアートで遊ぶクリエイティブな空間
クリップBook&Artを作ろうと決めました。
なぜ絵本とアート遊びが創造力を育むのかは次回に
上野クリップをオープンするにあたって参考というよりも後押しとなった本を一冊
賛否両論あるかもしれませんが五味太郎さんの考えが書いてあり一読の価値ありです。
僕は五味太郎さんの絵が好きなのでクリップに五味太郎さんの絵本置いています!
五味太郎